小児科
小児科

小児科とは、新生児から思春期(おおよそ18歳くらいまで)のお子さまを対象に、からだの不調や病気、成長や発達に関する問題、そしてこころの不安定さまで幅広く診る総合診療科です。 単に「風邪をひいたときにかかる科」ではなく、「育ち」の過程を多角的にサポートする診療科であり、健康な状態を維持するためのアドバイスや、家庭でのケアの指導、予防医療までを担う、非常に重要な役割を持っています。 小児科医は、日々大きく変化するお子さまの体と心のサインを見逃さず、年齢や性格、その子なりの発達に合わせて診察・治療・指導を行います。そして、保護者の方としっかりと連携しながら、安心と信頼の医療を提供していくことが求められます。
小児の病気は進行が早く、症状の訴えもあいまいなことがあります。だからこそ、表情や泣き方、声のトーン、動き方などを細かく観察し、ご家族からの情報も丁寧に伺いながら診療を行っています。
ご家族はお子さまの一番近くにいる「観察者」であり「ケアの主役」です。だからこそ、家庭での様子や気づき、不安に感じていることを丁寧に共有しながら、お子さまにとって最善の対応を一緒に考えていきます。
また、保護者の皆様の負担を少しでも軽くすることを常に意識して診察しております。
一時的な病気だけではなく、「なぜそうなったのか」「これからどう予防するか」までを見据えて診療にあたります。同じような症状を繰り返さないための体質改善や生活習慣の工夫など、将来の健康につながる医療を目指します。
小児科で対応する内容は多岐にわたります。以下は、当クリニックでよくご相談いただく症状や疾患の一部です。
風邪やインフルエンザ、RSウイルス、新型コロナなどの感染症をはじめ、保育園や学校での集団生活では様々なウイルスにさらされることが多くなります。年齢や症状に応じて必要な検査や治療を行い、登園・登校のタイミングなども含めてアドバイスします。
胃腸のトラブルは子供に多く、脱水や食欲低下を伴うことも。生活習慣や食事内容の見直し、必要に応じた検査や薬の処方を行います。
中耳炎、副鼻腔炎、扁桃炎なども頻繁に見られます。夜間の耳の痛みや、鼻詰まりによる睡眠障害、いびきなどもご相談ください。
乳児期の皮膚症状が将来のアレルギー疾患の原因となることもありますので、早めにご相談ください。
頻尿、血尿、夜尿(おねしょ)、便秘などは小児期に多い悩みの一つです。泌尿器科や消化器科と連携が必要な場合も含め、適切な対応を行います。
言葉の遅れ、落ち着きがない、こだわりが強いなど、発達に関するご相談や、登園・登校しぶり、不安・緊張、イライラなど心の問題も、ぜひご相談ください。
体温調節が未熟で、感染に弱い時期。母乳やミルクの飲み方、うんちの状態、夜泣きなども重要な観察ポイントです。
風邪をひきやすく、保育園や幼稚園での集団生活が始まる時期。食事の偏りやアレルギーの発現も目立ってくることが多く、体質の傾向を見極める大切な時期です。
学校での感染症、運動によるけがや疲労、視力・姿勢・集中力の問題など、身体機能の成長に加え、心の成長にも注目すべき時期です。
ホルモンバランスの変化による心身の不安定さや、月経・にきび・体型の悩みなど、個別のケアが必要になります。小児科から内科や婦人科への橋渡しも行います。
恐怖や不安を感じやすい子供たちに、無理のないペースで接するよう心がけています。
待合室には絵本やおもちゃなどもご用意。
また予防接種のあとには、ガチャガチャをご用意。
がんばったご褒美にもなります。
医療に対する“苦手意識”を生まない環境を整えています。
ご家族が抱える不安や疑問を丁寧にお伺いし、納得できる説明と指導を行います。医師・看護師・受付スタッフが連携し、やさしく温かく対応します。
必要に応じて、耳鼻科・皮膚科・内科・心療内科・発達支援センターなどと連携を取りながら、幅広くお子さまの健康を支えます。
初診の方でもwebにてご予約が可能です。時間予約、または順番予約をお取りの上、ご来院ください。
小児科には、病気のときだけでなく、日々の成長を見守り、病気を未然に防ぎ、困ったときにいつでも相談できる身近な医療の窓口という役割があります。 「困ったら、あそこに聞いてみよう」 「成長をずっと見てくれているから安心できる」 そう思っていただける“かかりつけ”であるために、医師として、そして医療者として、責任ある対応と心のこもった診療を続けてまいります。