
手足口病、英語で書くとHand Foot Mouth Disease(HFMD)、そのままですね笑
毎年、夏に流行します。
主に乳幼児にみられるウイルス感染症で、口の中、手のひら、足の裏や足の甲などに様々な発疹ができます。
保育園に行っている子は2歳くらいまでにほとんどが罹患します。
ただし、小学生や大人が感染することもあり、5月や10月など夏以外に流行する場合もあります。
【経過】
初日~39℃前後の高熱がでます。翌日にはほぼ熱が下がりますが、手足口などに小さな発疹が見つかります。
3日目頃~発疹が徐々に大きくなり、口の中にできた発疹の痛みで、ものを呑み込めなくなり食事が摂れなくなります。
5日目頃~口腔内の痛みも少しずつ緩和され、食事が摂れるようになってきて、やっと登園できるかな?
といった状態になります。
【原因】
主に「エンテロウイルス」の仲間が原因です。
コクサッキーウイルスA16型を筆頭に、A10.A5.A6.A9.B1.B3、エンテロウイルス71型など
原因となるウイルスが複数あるため、2~3回罹患することもあります。
【主な感染経路】
1.飛沫感染:感染した人の咳、くしゃみ、会話などで飛び散ったしぶきに含まれるウイルスを、口や鼻から取り込んで感染します。
2.接触感染:水疱の中の液体、唾液、鼻水などに含まれるウイルスが、手やおもちゃ、ドアノブ、タオルなどを介して口・鼻・眼の粘膜に入ることで感染します。
3.糞口感染:便に排出されたウイルスが、トイレやおむつ交換などを介して手に付着し、その手で口を触ることで感染します。
乳幼児は、手やおもちゃを口に入れることが多く、保育園や幼稚園などの集団生活では感染が広がりやすくなります。
【潜伏期間と感染する期間】
ウイルスに感染してから症状が現れるまでの期間は、通常3~6日程度です。
症状が治った後も、便の中には2~4週間、場合によってはさらに長期間ウイルスが排出されるといわれています。
そのため、便後やおむつ交換後の手洗いを続け、注意する必要があります。
【主な症状】
身体のあちこちに発疹ができます。
(口の奥、口のまわり、手首あたりから手のひら手の甲
ふくらはぎあたりから足のひら、足の甲、臀部~太もも後面、膝、腹部など)
また口内炎ができ、かなり痛みが強くなります。
【食事について】
とにかく口内炎が痛く嚥下困難になるので、刺激の少ない食べ物を選び、水分摂取を心がけてください。
プリン・ゼリー・豆腐・うどん・そうめん・冷スープなどがおすすめです。
2~3日分用意しておくといいと思います。
避けた方がいい食べ物は、柑橘系のフルーツ、塩気や酸味のある食べ物です。
特にトマトは食べられないので、これが食べられるようなら登園しても大丈夫だよ、と伝えています。
【登園の目安】
水分摂取がきちんとできること、そして園での食事が摂れることが大事です。
必ず、献立をチェックし、食べられるかどうか確認してください。
無理に登園させても、食べれない飲めないでは、脱水症状を起こしてしまいます。
大体4~5日程度お休みになるだろうなと、思って予定してください。


